ストレッチで体力を付ける方法

腰痛は、介護士が陥りがちな職業病の一つでしょう。体力を温存しながら働いていると、急性腰痛症(ぎっくり腰)になることも少なくありません。
腰痛が続くことで仕事ができず転職を検討する結果を招くこともあります。日頃から腰痛予防のストレッチを実践すると、体も軽くなります。
ストレッチはいつでもどこでも何回でも取り入れることができます。朝起きたとき、始業前、退勤前などわずかな時間を見つけて実践してください。手軽にできるうえ体力も向上します。
ストレッチをする際は、まっすぐ立ち、両足を肩幅に自然に広げます。鼻から息をゆっくり吸いながら肩を上げ、口から細く吐きながら下ろします。2拍ずつのイメージを持つと良いでしょう。
これを2回繰り返します。
次に両手を組み、手のひらを天井に合わせるように頭の上に上げます。かかとは床につけたまま、手のひらを天井につけるイメージで体を伸ばします。
鼻から息を吸いながら8拍保ったあと、口から息を吐きながら組んだ手を外し、8拍で両手をゆっくり下ろします。最後は右腕を上げ耳の横につけた姿勢でそのまま横に倒し、脇の下を伸ばします。
このとき左腕は太ももの脇に自然に垂らしてください。反動をつけずに4拍キープしたのち4拍で元の姿勢に戻ります。同じリズムで左側も行いましょう。
このストレッチは、バラードなどゆったりとした4拍子の曲を聴きながら行うと効果的です。曲に併せて行うことで呼吸が安定しますし、伸ばしたい筋肉もしっかりとほぐれます。